はじめに
BlenderやUnityでは簡単に木を作ることができますが、
重いという問題点があります。そこで、木を板ポリにすることで
軽くする方法を説明します。
板ポリを十字に配置することで回り込みにもある程度対応します。
手順
Blenderで木を作る
- Edit > Preference > Add-ons から以下を有効にする
- Import Images as Planes
- Sapling Tree Gen
- Node Wrangler
- Shit+A > Curve > Sapling Tree Gen から木を作る
- Settings : Leaves > Show Leaves にチェック
- ambientCGなどで、葉と幹のテクスチャをダウンロードする
- Shift+A > Image > Images As Planes から葉のテクスチャを選択し葉のマテリアルを作成
- できた葉のPlaneは削除する
- leavesのマテリアルに葉のマテリアルを選択
- UV Editingから葉のUVの形を葉に合わせる
- treeを選択し幹のマテリアルを新規作成
- Shading > Shift+Ctrl+T で幹のテクスチャを選択
- Mapping > Rotation > Z に90°を指定
透過画像として出力する
- CameraとLightを追加し位置を調整する
- Render Properties > Film > Transparent にチェック
- Render > Render Image から木のテクスチャ画像を出力
Blenderで板ポリの木を作る
- Shift+A > Image > Images As Planes から木のテクスチャを読み込む
- X軸に90°回転する
- Edit Modeにし、Shit+Dで面を複製、Alt+N > Flipで面を反転し裏面を作る
- Object ModeにしPlaneを複製してZ軸に90°回転し十字に配置する
- Ctrl+JでPlane二つを結合する
- File > Export > FBXからFBXで出力する
Unityで読み込み表示する
- 右クリック > Create > Material を選択しマテリアルを作成する
- ShaderをStandardにする
- Rendering ModeをCutoutにし透過するようにする
- Albedoに木のテクスチャを設定する
- FBXをシーンに配置する
- FBXのMaterialsを作成したマテリアルに設定する
参考サイト
バージョン
- Unity : 2019.4.31f1
- Blender : 3.2.1